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お風呂での愛読書

大町、小町のお風呂の愛読書は
宝島社発行
「眠れなくなるほど地理が面白くなる 本」
世界中の学校では教えてくれない地理の秘密が山程

(ちなみにこの本はお風呂で何回も 水没していますが 乾くものですね )

知人がイタコについて知りたいと言っていたな〜
パラパラめくっていたら有りましたので

「潮来の口寄せで有名な恐山はいったいどんな山」のタイトルで P296

シャクナゲ 以外の植物は育たず 岩のみが転がる 不気味な景色で知られる 青森県の恐山は死者と会えるという特殊な場所 そこにはイタコと 呼ばれる いわゆる霊媒師がいて自分が話したい 死者を呼び出してくれる 「生活は苦しいじゃろうけど みんなで力を合わせて乗り越えてくれ」と言ったことを イタコ である 白装束の老婆が言うと 依頼主である老人は涙を浮かべてうなずく これが 死者の霊を引き寄せて言葉を伝える イタコの口寄せ と呼ばれる 降霊術で
恐山には死者との対話を求めて 多くの人が訪れる
しかし 死者がどこの地方の人間でもイタコは東北弁を話し その内容は つじつまが合わないことも多いというテレビの番組企画でマリリンモンロー を イタコに呼んでもらった時も 東北弁で喋ったというエピソードは有名だ
恐山に死者の霊魂が集まるという 進行は古くから下北半島に根付いていた 恐山 事態は 下北半島北部と火山と外輪山を合わせた 総称でその中央には直径 約4km のカルデラがある カルデラの周囲に 外輪山として大尽山、屏風山 障子山などが連なりその内側には直径2kg の宇曾利山湖があるこの湖の北岸に噴気孔や温泉があり 岩石は黄白色に変色 この世のものとは思えない風景が三途の川や 賽の河原 を連想させ 死後の世界のイメージにつながったのだろう

次回は
「もんじゃ焼き」についてP330

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